上場企業の株価であれば、現在の市場価格ですぐに把握することができますが、非上場企業の株価はすぐに価値を把握することはできません。
非上場企業の株価の評価は、「財産評価基本通達」という国税庁が作成している通達の「取引相場のない株式等の評価」に基づいて行うことになります。この「取引相場のない株式等の評価」においては、非上場企業の株価評価はケースに応じて「原則的評価方式(類似業種比準価額方式、純資産価額方式及びこれらの併用方式)」と「特例的評価方式(配当還元方式)」に分かれます。
この2つの方式の詳細な計算は非常に複雑となるため、直接税理士にお尋ねいただく必要がありますが、どちらの方式をとるかによって株価は異なりますし、会社の規模によっても方式が異なるため、会社の規模によっても評価は異なります。M&A等で他社に売却するケースでも、相続などで親族に事業承継するケースでも、株価は非常に重要な指標となりますので、詳しくは税理士にお尋ねください。
相続
相続というと、資産家の人にしか関係のない問題だと思ったり、手続きが...
遺言 執行者
遺言執行者とは遺言の内容を実現する人のことで、財産目録の作成や預貯...
遺言書 作成
昨今は、生前から自分の死後の葬儀や遺産の相続について考える方が増え...
特別の寄与 -相続...
今回の相続法改正によって、相続人でない親族は遺産分割に参加できない...
遺産
人が亡くなった場合、その方の財産つまり遺産の相続手続きを行う必要が...
長子相続
かつて日本では、長子相続が推奨されており長男がすべての財産を相続す...
相続 事業承継
中小企業を経営されている方にとって、事業継承はとても重要な問題です...
遺言 遺留分
被相続人は自分の財産をどのように処分するか決めることができ、それを...
配偶者居住権 -相...
今回の相続税改正によって、「配偶者居住権」というものが認められるよ...
金井会計事務所(さいたま市)|事業承継するための株価評価